『サイバーパンク2077』Ver.2.5配信!エッジランナーズ2との連動コンテンツが登場
『エッジランナーズ2』の新クエストも登場。ナイトシティに多彩な新要素が追加。

CD PROJEKT REDは2026年10月22日、『サイバーパンク2077』の無料アップデート「エッジランナーズ2 アップデート」(バージョン2.5)を配信した。PC、Mac、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに提供されており、Nintendo Switch 2版とMac App Store版も数日以内に配信される予定だ。
Netflixアニメ『サイバーパンク エッジランナーズ2』の配信開始にあわせた今回のアップデートでは、アニメに関連する新クエストや二丁拳銃、40種類のサイバーウェア用外観デザイン、コンソール版でのMOD対応など、多数の新要素が追加された。さらに、ナイトシティの歴史を掘り下げるサイドジョブやタロットカード、新たな衣装・髪型も登場している。
『エッジランナーズ2』の新クエストとナイトシティ刑務所が登場
アニメとのコラボで中心となるのが、新たなサイドジョブ「Clampdown」だ。『サイバーパンク エッジランナーズ2』本編より前の時代を舞台に、キング率いるチームの最後の仕事が描かれる。
クエストには、アニメに登場するミゲル、エミリー、メシュガも登場。CD PROJEKT REDは公式配信番組「REDstreams」で、アニメ制作チームと共同で本クエストを開発し、アニメ版の声優もゲーム内で同じ役を演じていると説明した。
新たなロケーションとして、ナイトシティの刑務所「NC Prison」も登場する。公開されたゲームプレイ映像では、武装したNCPDの警備員や囚人がいる施設内部の様子を確認できる。

「Clampdown」を始めるには、メインジョブ「強奪」とワカコからの依頼を2件クリアする必要がある。条件を満たした後、ワカコから届くメッセージがクエスト開始のきっかけとなる。
報酬として、ウィーク・キングズリーことキングをモチーフにした5点の装備セットも入手できる。開発チームによると、アニメとの時系列や設定に矛盾が生じないよう、装備が登場する理由もストーリーの中で説明されるという。
さらに、新ラジオ局「HKGN 102.0 FM」も追加された。『サイバーパンク エッジランナーズ』の両シリーズから全16曲を収録しており、ナイトシティをドライブしながらアニメの楽曲を楽しめる。

二丁拳銃が実装、Vも2丁の銃で戦えるように
アップデート2.5では、Vが2丁のハンドガンを同時に扱えるようになった。これまでジャッキー・ウェルズなどのキャラクターが使用していた戦闘スタイルを、プレイヤー自身も楽しめる。
二丁拳銃は、能力値「反応」ではなく「意志」のパークツリーに追加された新パーク「Double Trouble」で解放できる。さらに4種類の関連パークも用意されており、二丁拳銃を軸にしたビルドを組めるようになった。
対象となるのはパワー系のピストルとリボルバーで、アイコニック武器も組み合わせられる。それぞれの武器は固有の性能を維持する一方、二丁拳銃にはバランス調整のためのデメリットも設定されている。関連パークの選び方によって、その影響を軽減したり、戦闘スタイルを変化させたりできるという。
例えば、ジャッキーのピストルを2丁同時に装備するほか、異なるアイコニック武器を組み合わせて独自の戦い方を試すことも可能だ。
ただし、二丁拳銃に対応するのはパワー系のピストルとリボルバーのみ。ショットガンなど、ほかの武器種には対応していない。開発チームは、戦闘バランスを保つための制限だと説明している。
フォトモードにも、二丁拳銃を構える新たなポーズが追加された。
サイバーウェアの外観40種類を追加、5人のGlamdocが登場
サイバーウェアの外観カスタマイズも大幅に拡張された。新たに40種類の外観デザインが追加され、腕部サイバーウェアの見た目を変更できる5人の専門家「Glamdoc」が登場している。
Glamdocの店舗は、マップ上にスプレー缶のアイコンで表示される。カスタマイズできるのは、次の4種類の腕部サイバーウェアだ。
- マンティスブレード
- ゴリラアーム
- モノワイヤー
- プロジェクタイルランチャー






5人のGlamdocには、それぞれ異なる店舗の内装や登場シーン、音声付きの会話が用意されている。取り扱うデザインも店舗ごとに異なり、ナイトシティの企業やギャングをイメージした外観を選べる。
カスタマイズできるのは、40種類の基本デザインだけではない。車両のカラー変更機能「TWINTONE」に似た仕組みで、色の組み合わせも調整できる。
ただし、選べるカラーはデザインごとに異なる。例えばアラサカ製のサイバーウェアは、同社を象徴する黒と赤を中心とした配色になっており、すべての色を自由に設定できるわけではない。一方、ギャングをモチーフにしたデザインには、鮮やかな色使いや個性的な装飾を取り入れたものもある。
Glamdocは既存のリパードクの近くに配置されている。リパードクでサイバーウェアを装着し、そのままGlamdocで外観を変更するといった使い方ができる。
コンソール版でもMODが利用可能に、導入方法は?
『サイバーパンク2077』に、mod.ioを利用したクロスプラットフォーム対応のMODシステムが導入された。これにより、コンソール版でもコミュニティが制作したMODを利用できるようになる。
対象となるのはPC、Mac、PlayStation 5、PlayStation 5 Pro、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2。各プラットフォームで対応MODをゲーム内から探し、導入できる仕組みだ。

使い方は、メインメニューに追加されたMODセクションを開き、利用したいMODを選んでダウンロードするだけ。インストールしたMODの有効化や無効化も、同じ画面から行える。
初期ラインアップには、キャラクターの外観を変更するものや、アパートに猫を追加するMOD、コミュニティ制作のクエストなどが含まれる。
ただし、PC向けに公開されているすべてのMODがコンソール版で使えるわけではない。CD PROJEKT REDはMOD制作者と協力しながら対応作品を選定しており、今後数週間にわたってラインアップや機能を拡充する予定だ。
また、複数のMODを組み合わせるとゲームの安定性に影響する場合があるため、一度に大量のMODを導入しないよう注意を呼びかけている。
コンソール版では、MODを使用したセーブデータでプレイしている間、実績やトロフィーを獲得できなくなる点にも注意したい。対象のセーブデータには、ロード画面で専用アイコンが表示される。
ナイトシティ観光ツアーと新たなタロットカードも登場
新サイドジョブ「Welcome to Paradise」では、ナイトシティの創設者リチャード・ナイトの案内による観光ツアーを体験できる。

戦闘ではなく、街の歴史や成り立ちに焦点を当てたクエストだ。ナイトシティの各地を巡りながら、街がどのような理念のもとに建設されたのかをリチャード・ナイトの解説を通じて知ることができる。
もっとも、単なる観光案内では終わらない。REDstreamsで開発チームは、リチャード・ナイトの説明と、実際に目にする街の姿が必ずしも一致しないと示唆している。その食い違いが、クエストの謎を解く手がかりになるという。
「Welcome to Paradise」は、メインジョブ「強奪」をクリアし、ストリートクレドをレベル15まで上げると解放される。
また、ナイトシティ各地には12枚の小アルカナのタロットカードが新たに追加された。
いずれかのカードをスキャンすると、「Fool on the Hill」に関連する新クエストが始まる。12枚すべてを集めると特別な報酬を獲得できるほか、タロットのメニューも大アルカナと小アルカナを分けて表示する形式に変更されている。
新しいカードを見つけたら、ミスティに話しかけてみるのもよさそうだ。
新衣装や髪型、Twitch Dropsも追加
Vの外見をさらに楽しめるよう、ナイトシティ各地の衣料品店に新たな衣装コレクションが追加された。
新しい衣装スタイルは以下の4種類で、それぞれ指定のエリアにある店舗で購入できる。
- Maxiwear:ヘイウッド、アロヨ、リトルチャイナ
- Jinguji:シティ・センター
- NetWatch:カブキ、ジャパンタウン
- IconAmerica:パシフィカ、バッドランズ、ノースサイド
別の衣装コレクションも、後日追加される予定だ。
これまでTwitch限定だった「NUS Infiltrator」の衣装セットも、カブキとジャパンタウンの衣料品店で購入できるようになった。
さらに、従来はNPC専用だった複数の髪型がVにも開放されている。ただし、一部の髪型は特定の体型でのみ利用可能だ。
Twitch Dropsでは、クアドラ Turbo-R V-Tech向けの新たなTWINTONEカラー4種類も入手できる。対象配信を30分視聴するごとに1種類ずつ獲得でき、すべて集めるには合計2時間の視聴が必要となる。
フォトモードには、Cyberpunk Trading Card Gameをモチーフにした新フレームと、二丁拳銃用のポーズも追加された。
グラフィックや操作性も改善、DLSS 4.5に対応
新コンテンツだけでなく、グラフィックやパフォーマンス、操作性にもさまざまな改善が加えられている。
コンソール版では、視野角(FOV)を調整できるスライダーが新たに実装された。画面に映る範囲を、プレイヤーの好みに合わせて変更できる。
そのほか、以下のような利便性の改善も行われた。
- ロード画面でセーブデータがプレイスルーごとにまとめて表示されるようになった。
- アパートや車両の保管庫に、新たなアイテムフィルターが追加された。
- MODを使用したセーブデータに専用アイコンが表示されるようになった。
- CD PROJEKT REDアカウントの連携、「マイリワード」、テレメトリーデータの同意に関するメニューが更新された。
対応するPC環境では、DLSS 4.5も利用可能になった。第2世代Transformerモデルに加え、最大6倍のMulti Frame GenerationとDynamic Multi Frame Generationに対応する。
開発チームによると、これらの技術により映像の鮮明さを高めながら、ノイズや輪郭周辺に生じるハローなど、アップスケーリングに伴う画質上の問題を抑えられるという。
そのほかの技術的な変更点は以下のとおり。
- Samsung Odyssey 3D:対応モニターでメガネ不要の3D表示に対応。4種類のプリセットに加え、奥行きや見やすさを調整できる。
- Mac:MetalFX Frame Interpolationとノイズ除去機能に対応。
- AMD FSR:Anti-Lag 2のオン・オフ切り替えを追加。FSR 3のアップスケーリング機能は削除されたが、FSR 2.1、FSR 4、FSR 3.1 Frame Generationは引き続き利用できる。
- レイトレーシング:PS5 Pro向けの改善を含む、さらなるパフォーマンス最適化を実施。
- HDR:対応ディスプレイでの色再現や明るさ、コントラストの精度を改善。
Samsung Odyssey 3Dでは視線追跡技術も利用され、視聴者の位置に応じて立体効果が調整される。なお、この機能によってVの操作方法が変わることはない。
アップデート2.5で修正された主な不具合
ゲームプレイや技術面に関する不具合も修正された。主な変更点は以下のとおり。
- Nintendo Switch 2版で「セーブ失敗:空き容量不足」というエラーが表示されることがある問題を修正。
- PS5版でHDR設定の変更が反映されない問題を修正。
- デラマンのタクシーがほかの車両と衝突した後に動けなくなり、クエストが進行不能になる問題を修正。
- フィルムグレインを有効にしても映像に変化が現れない問題を修正。
- 一部のコントローラー設定で、スキャン中に敵をタグ付けするとVが意図せずしゃがんだり立ち上がったりする問題を修正。
- 表示されなくなっていた三人称カメラのコントローラー設定を復元。
- 複数言語の誤字・脱字を修正したほか、アップデート2.1以降に追加された機能に関する不具合にも対応。
アップデート2.5の配信日と対応プラットフォーム
『サイバーパンク2077』アップデート2.5は、2026年10月22日から無料配信中。PC、Mac、PlayStation 5、Xbox Series X|Sで利用できる。
- PC:Steam、GOG、Epic Games Storeで配信中。
- Mac:Steam、GOG、Epic Games Storeで配信中。
- PlayStation 5 / PS5 Pro:配信中。
- Xbox Series X|S:配信中。
- Nintendo Switch 2:数日以内に配信予定。
- Mac App Store:数日以内に配信予定。
本アップデートは、『サイバーパンク2077』の所有者であれば無料で利用できる。共通のダウンロード容量や、未配信プラットフォームの正確な配信日は発表されていない。
アップデート2.5はVirtuosとの共同開発によるもの。変更点の詳細は、CD PROJEKT REDの公式発表およびパッチノートで確認できる。
編集部コメント
アップデート2.5は、再びナイトシティを訪れるきっかけになりそうだ。『エッジランナーズ2』の新クエストも魅力的だが、二丁拳銃やサイバーウェアの外観変更、MOD対応といった機能のほうが、普段のプレイ体験に大きな変化をもたらすかもしれない。
なかでも気になるのがGlamdocだ。腕部サイバーウェアの見た目を変えられる仕組みは、『サイバーパンク2077』の世界観と相性がいい。派手な新要素ではないものの、もっと早く実装されていてもよかったと思える機能だ。


